今回は公務員保育士に受かるには③では勉強について、私がしてきた内容をお伝えできればと思っています。
まず、私のことをお話ししたいと思います。
私は4年制の大学に通っていました。私が公務員試験を受けようと思った理由は、お金のためでした。私は奨学金を借りていたため、私立に就職するという手段を選ぶことができませんでした。
お金を返していかなければいけない…
そう思った時、福利厚生や収入が私立よりも安定している。
公務員試験を受けざる終えない状況でした。
お金が必要だけど、勉強できるか不安…
と思っている方、必見です。
ほんとに頭の悪い、私でも受かることができました。とにかく、やってやる!という思いが大切です。合格目指して、頑張りましょう!!
- 各自治体の情報を把握する
- 勉強してみる
- 専門科目・一般教養
- 得意な科目を見つける
- 面接の練習をする
- 試験を受けてみる
①各自治体の情報を把握する
公務員保育士に受かるには②でお話ししたように、各自治体のHPを確認し、いつ募集が行われるかを確認します。
それによって1年間の試験をどのように順番に受けていくかを考えていきます。
都内の自治体は日程を被せているところも多いので自分が行きたい自治体を選び、一つでも多く自治体の試験を受けていくようにしましょう。
自治体によっては、筆記試験を行いません!という自治体もあります。
私はその自治体の5次試験まで受け合格することができました。
筆記試験を行わない自治体は試験の回数が多い傾向にあります。
その反面、面接の回数がとても多いので面接の練習になります。
自分が行きたい自治体に合格するために、他の自治体を受け練習していく。
どのように1年間試験を受け続けていくか、試験を受けようと考えている年の前年から考えていくようにしましょう。
②勉強してみる
実際に勉強してみましょう。
私は大学時代、図書館に行って勉強していました。
とは言っても…やっているような、やっていないような…
図書館に行ってテンションを上げていました…笑
1、専門科目
私はユーキャンの問題集を買って勉強していました。
保育士資格を取得するために使う問題集です。1問1答のようになっていて赤のシートで隠しながら暗記していました。
小さめの問題集なので、どこへ行くにも持っていくことができてとても便利です。
なんとなくいつも持っていってました。
持っているだけで勉強している気になりますしね…笑
電車の中、少し空いた時間に開いて勉強していました。
私は一般教養が苦手だと自分で思っていたので、専門科目をほぼ満点取れるようにと思いながら勉強してきました。
専門科目は、考えなくていいんですよ!!!
暗記するだけ!
覚えればいいだけなら私にもできる!!!と思ったので専門科目必死に覚えました!
そう思ったら、自分にもできるかも!と思いませんか?
私にできたので、試験を受けようかな…と考えている人は絶対にできると思いますよ。
2、一般教養
正直言って私には難しいーーーー!!と勉強をしたときの感想です。
私は高校、大学と面接だけで受かってきました。高校受験の勉強はしていましたが、実際にテストを受けたことはほぼありませんでした。公務員保育士の一般教養の内容は高卒程度です。
高卒程度ということは、高校受験をする際に勉強した内容が出ると思っていただいて大丈夫です。
高校受験をしっかりやってきた人にとってはかなり簡単な問題であると思います。
そんな勉強ができない私が、まずどうしたかと言うと…
範囲を狭めて勉強をしました。
一般教養は、文章理解、数的推理、判断推理、資料解釈、社会科学、人文科学、自然科学
があります。
なんだかよく分からない名前ばかりが並んでいるように思いますが、一番重要なところ、出題が多いところは、文章理解、(国語)数的推理、判断推理、資料解釈(数学)です。
特に、テストで出題数が多い判断推理をやっておくことをお勧めします。
私は歴史が結構好きで、歴史を勉強したいなーと軽く考えていましたが、
そのほかの社会科学、人文科学、自然科学は範囲がものすごく広いうえに出題数がとっても少ないというデメリットがあります。
そんな、膨大な範囲を覚えている暇があったら、専門科目を満点目指せるようにとにかく暗記していった方が合格への道は広がると言えます。
勉強できない…と思っている人はとにかく、文章理解と数的処理を繰り返し繰り返しやっていくことをお勧めします。
③得意な科目を見つける
先程の専門科目、一般教養のところでもお話ししましたが、
自分の得意なところを重点的に勉強することも、得点を伸ばすポイントになります。
私は、文章理解の(この文章を読んで、答えなさい)的なものは比較的得意だったので、その問題を繰り返し行いました。
自分が学生時代得意だった科目を思い出してみてください。
出題数が少ない科目が得意だった場合は…。違う科目を勉強することになりますが、でも学生時代に勉強した内容が少なからず頭に残っていると思います。
得意な科目が何もない!という人は、とにかく出題数が多い文章理解と数的処理を勉強することをお勧めします。
③面接の練習をする
面接の練習をしましょう。
…とは言っても、どうしたらいいのか…と思いますよね。
まずは自己PRを暗記しましょう。自分のPRです。必ず聞かれるし、試験官はその用紙を見ながら質問をしてきます。必ず覚える必要があるものです。
自己PRには、その人の人柄が出るところでもあります。
自己PRのポイントの基本は、自分の長所となる強み、特技やスキルを簡潔に伝えることです。
学生時代や過去の経験を経て、努力して得られたものを伝えると、よりアピールになるかと思います。
自己PRは、人に聞いてもらうとより面接に近い練習ができますし、聞いてもらう人にも変だなと思うところを指摘してもらうと、よりいい練習になると思います。
公務員保育士試験で必ずと言っていいほど聞かれることがあります。
それは「なぜ保育士になろうと思ったのですか?」です。
その人がなぜ保育士になろうと思ったのか、その人を知りたいと思ったときには必ず聞きたい、知りたい内容ですよね?
「なぜ保育士になろうと思ったのか」の質問に対する私の答えは、
私は保育園に通っていて、保育園の先生が大好きでした。物心ついたときには保育士になりたいとなんとなく考えるようになっていました。そのため、保育士の資格が取れる大学に行きました。
こんな感じに答えたわ。
なんだか普通だね…
そうなんだけど、重要なのはココから!
自分の経験を交えて話すと、より試験官を話に引き込むことができるの。
この後が重要です。自分の経験を交えて話を膨らませていきます。
大学で幼稚園実習があり、その時に初めて、子どもと一緒にセミが羽化する瞬間を見ました。セミが羽化する瞬間はまだ白くて、少し薄緑色で、子どもと一緒にその瞬間を観察しました。(とても感動した。ということを大袈裟に)笑
ふむふむ。。。
「すごいね」「綺麗だね」と子どもたちもとても感動していて、自分自身もとてもワクワクしてセミを見ていました。そんな貴重な経験を子どもと一緒にでき、また子どもと一緒に同じ目線で感動できるこの仕事がとても素敵で、なんとなくやりたいなと思っていた保育士でしたが、実習を通して絶対に保育士になりたいと思うようになりました。
だから私は保育士になりたいと思いました。
こんな感じのことを話しました。
自分の経験を交えて話すと、話を聞いている相手も話を想像しながら飽きずに聴けるし、また納得しやすくなると思います。
他の質問に対しても、できるだけ、経験や自分のことを知ってもらえる内容を交えながら話すとより相手が聞いてて飽きない面接になるかと思います。
面接はとにかく練習です。他の人に聞いてもらうのはもちろんですが、実際の試験を受ければ受けるほどなんとなくやり方がわかってきて、うまくできるようになってきます。
なので、私はできる限り多くの自治体の試験を受けることをお勧めします。
試験を受けてみる
それでは試験を受けてみましょう。
大体試験は、8月に行うところが多いですが、自治体によって日にちは異なります。
一番早く試験を行うところは5月からというところもあります。
とにかくまずは一度受けてみることをお勧めします。
たくさん受けていくと、筆記試験の出題傾向を掴むこともできますし、面接でも雰囲気がわかるようになり、本命の行きたいところに向けて練習することができると思います。
繰り返しになりますが、どんどん試験を受けて、少しでも合格の可能性を広げていくようにしましょう。
これであなたも公務員!になれるはず!!